2023年8月17日-3 花粉情報
しかしながら、スギ花粉の飛散量に影響する因子には
1.前年夏の気象条件の影響
①気温(7月下旬〜8月上旬:特に7月)
が高温
②日射量が大きい
③日照時間が長い
飛散量が大きい
2.前年の飛散量の影響(樹勢)
3.当該年の1〜2月の降雪量の影響
4.伐採と植林(無花粉あるいは少花粉スギ)
5.樹齢と衰退度
6.その他(都市気候、台風、圏央道、高層ビル群、地形)
などがあり、これらについても参考に推測する必要があります。
しかしながら、スギ花粉の飛散量に影響する因子には
1.前年夏の気象条件の影響
①気温(7月下旬〜8月上旬:特に7月)
が高温
②日射量が大きい
③日照時間が長い
飛散量が大きい
2.前年の飛散量の影響(樹勢)
3.当該年の1〜2月の降雪量の影響
4.伐採と植林(無花粉あるいは少花粉スギ)
5.樹齢と衰退度
6.その他(都市気候、台風、圏央道、高層ビル群、地形)
などがあり、これらについても参考に推測する必要があります。
7月後半から8月前半の総日照時間と翌年のスギ花粉飛散数は相関があると言われています。今年は
7月16日から8月15日までの日照時間の加算値は276.1時間でした。
8月1日から8月15日までの日照時間の加算値は107.9時間でした。
昨年の7月16日から8月15日までの日照時間の総計は206.4時間でした。過去、35年の記録(過去の気象データ検索:気象庁)では、最長でした。この日照時間から来春のスギ・ヒノキ花粉の飛散数を推定すると、最大となると推定されます。
8月です。「夏は落下花粉数が少ない」ので、落下法による観察は引き続き1週間毎に行い、当地の観測結果を報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にて報告されていますので、ご確認下さい。8月以後は、秋に向けて観測される花粉の種類が変わります。また、6月以後秋までは室内塵アレルギーのシーズンです。季節が変わると多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となります。今後、秋に向けてますます注意が必要です。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2024年10月9日 インフルエンザワクチンの接種開始しました。ご希望の方は、お電話でのお問い合わせ、あるいは診察時にご相談下さい。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2024年6月1日 保険医療機関のおける掲示
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について