日: 2023年8月16日

2023年8月16日-3 花粉情報

前年(7月後半および8月前半)の日照時間と翌年のスギ、ヒノキ花粉飛散数

スギ+ヒノキ 7月下旬 8月上旬 前年:合計
H 169 22.4 87.5 109.9
H 2499 53.8 48.9 102.7
H 3670 115.6 100.5 216.1
H 803 91.1 51.8 142.9
H 3124 103.1 62.7 165.8
H 274 37.8 36.6 74.4
H 7453.3 111.8 131 242.8
H 1032.4 100.6 121.8 222.4
H 1947 109.6 91.7 201.3
H10 1521.7 88.2 85.6 173.8
H11 580.5 55.3 39.9 95.2
H12 5346.5 117.7 100.1 217.8
H13 4876.7 113.3 101 214.3
H14 5644.9 102.3 33.9 136.2
H15 3964.9 107.2 140.4 247.6
H16 461.3 18.7 61.4 80.1
H17 13956 105.3 105.4 210.7
H18 1132.7 73.2 83 156.2
H19 1774.2 29.6 89.4 119
H20 3600 58.8 145.4 204.2
H21 5785 91 86.9 177.9
H22 1557.7 58 43.5 101.5
H23 11550.6 136.2 87.2 223.4
H24 2127.6 64.6 97.6 162.2
H25 7661.8 107.4 87.2 194.6
H26 1993.4 65.1 105.4 170.5
H27 2938.1 110.7 109.8 220.1
H28 4184.6 110.4 107.3 217.7
H29 2570.7 64.3 86.7 151
H30 8057.4 64 32.6 96.6
H31 6199.4 122.8 99 221.8
R2 2841.6 75.5 129.1 204.6
R3 4567.3 23 127.6 150.6
R4 5172 123.7 84.5 208.2
R5 7862.7 113.1 93.3 206.2
R6   168.2 107.9 276.1

花粉数は当院での測定値、前年の日照時間は気象庁過去の気象データから東京都東京観測値を抜粋。

 


2023年8月16日-2 花粉情報

7月後半から8月前半の総日照時間と翌年のスギ花粉飛散数は相関があると言われています。昨年の7月後半は猛暑で始まりました。今年も猛暑が続いていますので、引き続き7月16日から気象庁過去の気象データから東京都東京の日照時間の観測値を抜粋して、日々加算した数値を本HPで報告致します。

8月15日の日照時間は5.1時間でした。7月16日から8月15日までの日照時間の加算値は276.1時間でした。

 8月1日から8月15日までの日照時間の加算値は107.9時間でした。

昨年の7月16日から8月15日までの日照時間の総計は206.4時間でした。今年は15日まで日照期間が昨年の1.36倍長い結果でした。今年は日照時間がながく、かつ記録的猛暑が続いています。7月後半から8月前半の総日照時間は昭和61年以後、最も日照時間がながかったのは、平成31年の221.8時間でした。今年は、8月6日に既に222.6時間に達していて、記録が日々更新され、今後も続きそうです。来年のスギ花粉飛散数にどのように影響するか、興味深いところです。


2023年8月16日-1 花粉情報

8月です。「夏は落下花粉数が少ない」ので、落下法による観察は引き続き1週間毎に行い、当地の観測結果を報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にて報告されていますので、ご確認下さい。8月以後は、秋に向けて観測される花粉の種類が変わります。また、6月以後秋までは室内塵アレルギーのシーズンです。季節が変わると多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となります。今後、秋に向けてますます注意が必要です。