日: 2023年8月14日

2023年8月14日-3 花粉情報

この時期は例年花粉の飛散はほとんどありません。。観測総数は過去2年間とほぼ同じ傾向が認められ、7〜8月は落下花粉が少ない時期です。

観測総数(個/cm2/週)

時期 7/12〜 7/19〜 7/26〜 8/2〜 8/9〜 8/16〜 8/23〜
観測数 2020 0.9 1.5 2.1 2.4 0.6 3.1 1.5
2021 2.1 4.9 4.3 0.9 0.6 1.2 2.8
2022 0.9 1.5 0.6 1.5 1.8 1.8 1.2
2023 1.8 4.3 0.9 2.1 0.6    

 


2023年8月14日-2 花粉情報

7月後半から8月前半の総日照時間と翌年のスギ花粉飛散数は相関があると言われています。昨年の7月後半は猛暑で始まりました。今年も猛暑が続いていますので、引き続き7月16日から気象庁過去の気象データから東京都東京の日照時間の観測値を抜粋して、日々加算した数値を本HPで報告致します。

8月13日の日照時間は1.5時間でした。7月16日から8月13日までの日照時間の加算値は265.5時間でした。

 8月1日から8月13日までの日照時間の加算値は97.6時間でした。

昨年の7月16日から8月13日までの日照時間の総計は195.0時間でした。今年は13日まで日照期間が昨年の1.36倍長い結果でした。今年は日照時間がながく、かつ記録的猛暑が続いています。7月後半から8月前半の総日照時間は昭和61年以後、最も日照時間がながかったのは、平成31年の221.8時間でした。今年は、8月6日に既に222.6時間に達していて、記録が更新され、今後も続きそうです。来年のスギ花粉飛散数にどのように影響するか、興味深いところです。


2023年8月14日-1 花粉情報

8月です。「夏は落下花粉数が少ない」ので、落下法による観察は引き続き1週間毎に行い、当地の観測結果を報告いたします。都内の状況は「東京都アレルギー情報navi(東京都福祉保健局):東京都の花粉情報」にて報告されていますので、ご確認下さい。8月以後は、秋に向けて観測される花粉の種類が変わります。また、6月以後秋までは室内塵アレルギーのシーズンです。季節が変わると多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となります。今後、秋に向けてますます注意が必要です。