日: 2023年5月18日

2023年5月18日-3 花粉情報

昨日に続き、昼前まで晴れました。気温は昨日同様に暑くなり、未明でも15.0℃あり、午後1時には28.0℃を記録しました。以後は曇り空が続き、徐々に気温は下降しましたが、南風が吹き夜遅くでも、22.0℃ありました。


2023年5月18日-2 花粉情報

観測結果 (個/cm2/日: 2023年)、

観測日 スギ ヒノキ イネ科 ブナ科 カバノキ科 ニレ科 マツ型 その他 総計
5月18日 0.0 0.3 3.1 15.4 1.9 0.0 34.0 11.7 66.4
5月計 0.9 7.2 29.3 183.2 64.2 10.9 163.9 133.3 592.9

本日も晴れのち曇りでした。気温は本日も高く15.0〜28.0℃と日中は夏のような天気で、明け方と昼前では10℃以上の温度差がありました。上表のその他の花粉には、クルミ0.3個/cm2、スゲ0.3個/cm2、エゴノキ0.3個/cm2、ワスレナグサ0.3個/cm2が含まれます。気温の上昇とともに、様々な花粉が観測されます。

上表に集計ミスがありましたので、本日測定値のチェックと修正を行いました。これらの観測データを利用されるときは本日以後の集計データを用いて下さい。


2023年5月18日-1 花粉情報

5月半ばになり、スギ花粉の飛散は終了(4月24日)、ヒノキ花粉の飛散も終了(5月12日)しました。そこで、今後は夏に向けて種々の花粉が飛散します。この飛散状況を観察して情報をお送りいたします。最近数年の調査によれば、当地でも様々な花粉が観測されることが判明いたしました。それらの多くは過去に花粉症の抗原になり得ることが報告されています。また、6月になりますと室内塵(ダニ、カビ等)アレルギーも要注意と考えます。私の観測能力はまだ未熟ですので、100%正確とは言えませんが、皆様のご参考になれば、幸いです。

本日は、今年1番の暑さのようです。ここ数日寒暖差、湿度差の激しい天候が続いています。このまま気温の上昇が続き、梅雨に入る(6月上旬の予報)と多くの皆様が衣替えを行うと思います。衣替えは転居、大掃除と並んで室内塵アレルギー悪化の契機となりますので、行う場合は室内塵に対する吸入防止対策を十分に施して下さい。この所、飛散花粉も種々認められ、私には判別できない花粉も多々みられます。もし、この時期にアレルギー症状が発現される方がおられますと、原因抗原の特定は極めて困難と思われます。もし、発症しましたら、ぜひ発症時期と発症時どこにおられたか、記憶に留めておいて下さい。