2023年9月24日-1 花粉情報
9月には当地では、イネ科(イネ、ハルガヤ、オオアワガエリなど)、キク科(ブタクサ、オオブタクサ、ヨモギ、ニガヨモギ、ブタクサモドキ、フランスギク、タンポポ、アキノキリンソウ、オナモミなど)、アサ科(カナムグラ)などの花粉が飛散しますが、どれも背が低い草花で、花粉の飛散距離が短いため、狭い範囲しか飛散せず、多くの場合近燐のみで発症します。当地は今年の猛暑の影響で飛散が遅くなり、未だ秋の花粉症シーズンに入っていません。千葉県の習志野ではイネ科花粉が二桁/cm2・週観測(佐橋 紀男先生より)され、東京都では八王子で二桁のブタクサ花粉が観測されています。そろそろ9月に症状が最も強い方は、念頭に入れておく必要があります。