2022年5月5日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日・個/m3/時:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
5/5 0.0 0.0 63.0 1.9

一日よく晴れて、日中は気温が上がり(午後2〜3時:25.5℃)、午後はやや強い南風が吹き(5〜7m/s)ました。その結果、様々な花粉が観測されました。

スギ花粉は4月24日に、ヒノキ花粉は 4月30日に飛散終了日となりました。その他の花粉は63.0個/cm2(非常に多い)でした。その他は種別不明が10.8個/cm2、ハンノキ0.3個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、シラカンバ0.3個/cm2などカバノキ科花粉は0.9個/cm2でした。イネ科と思われる花粉は1.2個/cm2、イチョウと思われる花粉は0.3個/cm2、ブナ科と思われる花粉は38.3個/cm2で、その多くはクリでした。クルミ科と思われる花粉は0.3個/cm2でした。サクラと思われる花粉は2.8個/cm2でした。マツと思われる花粉は2.8個/cm2観測されました。ケヤキと思われる花粉が4.6個/cm2でした。ヒメカンスゲと思われる花粉は0.0個/cm2でした。当院のKH3000の測定値は1.9個/m3・時(少ない)でした。午前中は3.0個/m3/時(少ない)でした。午後は0.6個/m3/時(少ない)でした。

○「花粉症診察室:クリニコ出版」は昨年の12月20日に発行されました。「裏付けのある医療は患者さんの期待を裏切りません。」、すなわち「正しく診断して、確かな花粉の調査に基づいて、飛散期前につまり発症悪化する前に先手を打つ」、この考えで日々診療、花粉観測を行っています。過去35年の経験をまとめて見ました。ご注文は、03-5357-1133、またはamazonn.co.jpまで。