2022年4月10日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日・個/m3/時:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
4/10 7.1 80.6 102.8 7.4

スギ花粉は7.1個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉は80.6個/cm2(非常に多い)、その他の花粉は102.8個/cm2(極めて多い)でした。本日も気温の上昇とともに午前中は多種の花粉が多数飛散しましたが、午後はさらに「多くなる」と思われました。しかし、午後さらに気温上昇があり(午後2時:26.0℃)、突如飛散が止まりました。スギ、ヒノキを合わせますと「非常に多い」レベルです。その他の花粉の飛散数が多くなっています。その他は種別不明が29.0個/cm2、ハンノキ4.9個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2、シラカンバ9.3個/cm2などカバノキ科花粉が多く飛散しました。イネ科と思われる花粉4.0個/cm2、イチョウと思われる花粉25.3個/cm2、ブナ科と思われる花粉18.8個/cm2、クルミ科と思われる花粉0.0個/cm2、サクラと思われる花粉6.5個/cm2でした。マツと思われる花粉4.0個/cm2、ヒメカンスゲと思われる花粉0.3個/cm2でした。当院のKH3000の測定値は7.4個/m3・時(やや多い)でした。午前中は12.7個/m3/時(多い)で、午後は2.2個/m3/時(少ない)でした。午後は明らかに減少しました。

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