2022年3月26日-2 花粉情報

観測結果(個/cm2/日:2022年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
3/26 7.4 11.4 5.9 2.8

スギ花粉は7.4個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉は11.4個/cm2(やや多い)、スギ とヒノキの比率が逆転しました。その他の花粉は5.9個/cm2(少ない)でした。その他は種別不明が1.9個/cm2、ハンノキ0.9個/cm2、オオバヤシャブシ0.9個/cm2、シラカンバ1.9個/cm2、イネ科と思われる花粉0.0個/cm2、イチョウと思われる花粉0.3個/cm2でした。当院のKH3000の測定値は2.8個/m3・時(少ない)でした。午前中3.0個/m3/時(少ない)でした。午後も2.6個/m3/時(少ない)でした。

○曇り一時小雨の天気で、昼から午後に強い南風が吹き(8〜10m/s)、雨量1mmにも満たない小雨が降ったり止んだりしました。しかし、夜は本格的な雨となり、花粉の飛散は多くなることはありませんでした。

今年は、平年より4日早く、昨年より6日遅く、靖国神社の標準木(ソメイヨシノ)が開花したそうです。サクラは虫媒花ですが、当地では近隣の目黒川沿いの桜の花粉が開花期に飛散します。まだ、当院のダーラムでは花粉は観測されませんが、サクラ花粉症は永井 政男、袴田 勝先生が1985年に報告(アレルギー34巻8号p782)しています。

○昨年は、イネ科カモガヤ属、マツ科マツ属、ブナ科コナラ属の花粉も3月下旬から観測されましたが、今年はこれらもまだ観測されません。これは3月の気温を比較しますと、今年の3月は気温が昨年より大幅に低いためと考えられます。本日までの気温で比較しますと、平均で2.7℃、最高気温の平均は1.9℃、最低気温の平均はなんと3.2℃も今年の方が低く、寒さが厳しい状況です。

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