2022年3月11日-1 花粉情報

2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震が14時46分頃に発生。三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130km付近で、深さ約24kmを震源とする地震でした。マグニチュード(M)は9.0。これは、日本国内観測史上最大規模、アメリカ地質調査所(USGS)の情報によれば1900年以降、世界でも4番目の規模の地震でした。この地震によって東日本全域に災害が起こり、後に東日本大震災と呼ばれるようになりました。実は、この大きな災害を環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)は15時には東北地方から北関東にかけた広大な範囲でシステムが停止、私も16時02分には、はなこさんの情報で災害の大きさをいちはやく知りました。様々な意味で環境省花粉観測システム(愛称:はなこさん)がなくなってしまったのは残念です。

○今後、当地のスギ花粉飛散はピークに向かうと考えられます。最大飛散日は天候に左右されますが、3月中旬と予想されます。

○最大飛散日と飛散数((2018年以後:品川区.遠藤耳鼻科)

年度 最大飛散日 飛散数(落下法)
H30(2018)      3月  4日 446.6
H31(2019) 3月22日 540.7
R2(2020) 2月23日 380.9
R3(2021) 2月23日 534.9
R4(2022) 3月?日 ?

○晴れ、夜間も気温が下がらず(午前5〜6時:7.0℃)、北風が吹きましたが、KH3000の午前中の測定値は11.3個/m3/時と非常に多くの花粉を観測しました。午後は南寄りの風が吹くとの予報、午後はさらに要注意です。