2022年11月6日-2 花粉情報
プレパラートは本日も昨日同様汚れがなく、昨年はその他の花粉としてマツ型花粉が観測されました。今年はこの、マツ型花粉も観測されません。佐橋 紀男先生に一昨年いただいたアドバイスによりますとこの時期には、マツ科ヒマラヤスギ属のヒマラヤスギが飛散するそうです。トウヒとよく似ていますが、トウヒはマツ科トウヒ属、雌雄同株で6月頃に開花するそうです。昨年、ヒマラヤスギ花粉症と思われる患者様を拝察することはありませんでしたが、ヒマラヤスギは当地で11/3から11/25の間に、14.2個/cm2観測されました。
本日の測定結果、スギ花粉0.3個/cm2、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉0.3個/cm2でした。
○観測結果(個/cm2/日:2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | イネ科 | ブタクサ属 | ヨモギ属 | カナムグラ | その他 |
11/06 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.3 |
11月計 | 0.9 | 0.0 | 0.3 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 1.2 |
今年は落下花粉が少なく、ヒマラヤスギも観測されていません。理由はまだ判明しませんが、近隣でビル工事が行われており、高層ビルなので、風の吹く方向が昨年と異なるのかもしれません。今後、検討したいと思います。