2021年5月7日 花粉情報

未明から曇りが続き、風はなく(1〜2m/s)、気温が高いまま(午前5時:17.0℃)朝を迎え、日中もそのまま曇りでした。昼過ぎから小雨になり、その後は終日小雨が続きました。気温も20.0℃(午後2時)止まりでKH-3000の測定値は低いままでした(0〜3個/m3/時)。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
5/7 0.0 0.0 9.0 1.3

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉0.0個/cm2(4/15に飛散終了しました)、ヒノキ花粉0.0個/cm2(少ない)でした。ヒノキの飛散終了が近いと思われます。その他の花粉は9.0個/cm2でした。
本日は全てその他の花粉で、内訳はカバノキ科(シラカンバ0.9個/cm2、ハンノキ0.0個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2)、コナラ属(コナラ0.0個/cm2、クヌギ0.0個/cm2、クリ0.9個/cm2)、マツ0.0個/cm2、イネ科0.9個/cm2、ソメイヨシノ2.5個/cm2、ケヤキ0.0個/cm2(4月1日まで不明と判断していました)、不明3.4個/cm2(内イチョウ0.6個/cm2、テウチグルミ0.0個/cm2、スゲ0.0個/cm2)でした。
当院のKH-3000の測定値は1.3個/m3/時(少ない)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしています。また、その他の花粉と浮遊粒子を感知している可能性があります。この時期は非常に多種の花粉が飛散していて、それぞれ花粉症の原因となるとの報告があります。この時期に明らかな症状のある方は、原因がスギ、ヒノキ以外の花粉かも知れません。雨で一息つけましたが、もう暫くご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)