2021年5月18日 花粉情報

夜は曇り、明け方に一時晴れましたがすぐ曇りが続きました。弱い南寄りの風が吹き(1〜4m/s)、気温は高かったのですが(午前5時:21.5℃)、その後朝に一時気温が上がったものの(午前8時:24.0℃)次第に気温も低下、昼には肌寒いくらいでした。KH-3000は続けて一桁ないし0.0個/m3/時を記録、飛散花粉が少ないことを示していました。本日のKH-3000の記録は0.8個/m3/時(少ない)でした。

昨年の同期の観測結果は、「最近1週間に観測された花粉は、スギ花粉は0.0個/cm2/週、ヒノキ花粉も0.0個/cm2/週、マツ54.3個/cm2/週、カバノキ科0.9個/cm2/週、イネ科0.0個/cm2/週、コナラ属8.6個/cm2/週、ケヤキ0.0個/cm2/週でした。その他の花粉は28.7個/cm2/週でした。つまり、スギ、ヒノキ以外の花粉が92.5個/cm2/週でした。当地では、現在コナラ属が少数ですが飛散しています。イネ科花粉の飛散シーズンはもう少々先のようです。」との報告でした。

種別 観測期間
5/17〜5/18 昨年(5/17〜5/23)
スギ 0.0 0.0
ヒノキ 0.0 0.0
マツ科(アカマツ、クロマツ他) 3.4 54.3
カバノキ科(ハンノキ、シラカンバ他) 0.3 0.9
ブナ科(コナラ、クヌギ、クリ) 5.3 8.6
イネ科(カモガヤ、イネ他) 0.0 0.0
ニレ科(ケヤキ) 0.3 0.0
その他(イチョウ、クルミ他を含む) 9.3 28.7
合計 18.5 92.5

先週はカバノキ科、イネ科、ブナ科、ニレ科共に既に飛散していました。本日も昨日に続いて小雨が降り続き、花粉はほとんど観測されませんでした。「雨が降ると飛散が止まる」のは、スギ、ヒノキに限ったことではなく、他の風媒花にも同様の傾向があるようです。また、「雨上がりは花粉が飛ぶ」とも言われますが、本日は東の風が午後4時に東北東に変わった途端にKH-3000の数値が上がり(花粉?)ました。しかし、その他の花粉が計7.4個/cm2観測されただけでした。

花粉自動計測器(KH-3000)