2021年3月22日-2 花粉情報

未明から曇ったり晴れたりの天気になりました。気温は高く(午前7時:12.5℃)、風も夜間は弱かった(1〜4m/s)のですが、朝からやや強くなりました(4〜6m/s)。風が強くなるにしたがってKH-3000の計測数が急増し、明け方から朝にかけて超大飛散となり、風が変わらず吹いて、極めて多いレベルのまま飛散が夕方まで続きました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
23:00〜11:00 64.5 29.6 24.7 26.5
11:00〜23:00 60.5 36.7 20.4 18.2
3/22 125.0 66.3 45.1 44.7

極めて多くの花粉の飛散が本日は見込まれましたので、落下法の測定を午前と午後に分けて行いました。午前11 時までの12時間、すでにスギ、ヒノキ合わせて94.1個/cm2を数えました。

本日の落下法の測定結果は、スギ花粉125.0個/cm2(極めて多い)、ヒノキ花粉66.3個/cm2(非常に多い)でした。その他の花粉は45.1個/cm2でした。その他の花粉の内訳はシラカンバ8.7個/cm2、ハンノキ7.1個/cm2、オオバヤシャブシ1.2個/cm2、コナラ属1.5個/cm2、マツ0.3個/cm2、イネ科0.9個/cm2、不明25.4個/cm2でした。
当院のKH-3000の測定値は44.7個/m3/時(極めて多い)でした。

日本気象協会の品川区のスギ花粉飛散予想と天気予報は、気象条件によって刻々と変わりますので、皆様も時々チェックして下さい。

花粉自動計測器(KH-3000)

スギ花粉とヒノキ花粉

ヒノキ花粉

1視野に様々な花粉が観測