2021年2月14日 花粉情報

明け方まで晴れが続き、朝の冷え込みは弱く(午前7時:8.5℃)、風も穏やかで昼過ぎまで晴れて、午後は南風が強く吹き気温が上昇(午後2時:17.5℃)しました。 昨日、今月初めて都心の平均気温が10℃を超えました(10.4℃:気象庁過去の気象データ検索より)。

当地では1日の平均気温が10℃を超えますとスギ花粉の飛散が多くなる傾向が認められます。本日も大変暖かでしたので、本格飛散開始日(20個/cm2/日以上)となりました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
2/14 24.1 0.0 0.6 7.0

本日の測定結果、自動計測KH-3000の測定値は7.0個/m3/時(やや多い)でした。午後2時から急に測定値が上昇しました。品川区の1時間天気(日本気象協会)によると同時刻から南風が強く吹きました。

落下法ではスギ花粉24.1個/cm2(やや多い)、ヒノキ花粉0.0個/cm2、その他の花粉は0.6個/cm2で、シラカンバ0.3個/cm2、オオバヤシャブシ0.3個/cm2でした。KH-3000の測定値が上昇した前後には千葉とりわけ房総の測定値が上昇しました)はなこさん)。午後2時からの測定値の上昇は花粉を捉えたものと考えます。

日本気象協会の品川区の予想:15日(月)は「少ない(10個/cm2/日)」です。

関東各地で飛散開始しています。
千葉県富里市2月7日、旭市2月7日、神奈川県横浜市2月6日、厚木市2月4日、以上佐橋 紀男先生からの情報。
東京都大田区2月6日、葛飾区2月6日、青梅市2月10日、東京都福祉保健局からの情報。
保谷市2月6日、兼子順男先生からの情報です。

今後、順次飛散開始するものと思われ、また本格飛散開始日(20個/cm2以上)も近いと思われます。

スギ花粉

スギ花粉(左・中央)とハンノキ花粉(右)

シラカバ花粉

花粉自動計測器(KH-3000)