2018年6月26日 花粉情報

6月11日午前10時から6月26日午前10時までの15日間の観測を行いました。久しぶりの鏡検です。

前回同様、プレパラートはほぼ全面浮遊物(汚染物質)で被われ、花粉は僅か13.0個/cm2でした。1日あたりでは、1個/cm2以下(0.9個/cm2)でした。
数種の花粉が観測され、単独で花粉症の抗原となりと考えられるものはありませんでした。例年この時期に、観測したことはありませんでしたので、この結果が例年と同様か否かはわかりません。

花粉は症状の出る飛散数ではないため、この時期にアレルギー症状が認められる方の抗原は、ダニ、真菌、動物のふけなどハウスダストアレルギーが原因であろうと推測されます。

マツ花粉