2018年4月1日 花粉情報1

4月の今後については、3月が極めて異例でしたので、皆目見当がつきません。
3月末までのスギとヒノキを合わせた飛散総数は6429.2個/cm2で した。これは、昭和59年以後34年間では、2005年(13948.7個/cm2)、2011年(11549.1個/cm2)、 2013年(7661.8個/cm2)、1995年(7453.3個/cm2)に次いで5番目に多いシーズンとなっています。
ヒノキ花粉は2361個/cm2 ですが、2005年(2970.5個/cm2)についで2番目です。まだ3月末です から、さらに多く飛散すると考えますと今シーズンは極めて豊作の年と言えると思われます。

本日も晴れて気温が上昇し、午前10時の時点で18.8℃(とうきょう花粉ネット:千代田)もあり、多摩 地区は極めて多くの飛散が認められています

本日も午前11時にプレパラートを交換しました。
少しホットする鏡検像で、スギ5.6個/cm2、ヒノキ104.6個/cm2、その他179.3個/cm2でした。ヒノキの勢いはまだ続きそうです。

測定年別の4月の飛散数

4月の花粉飛散は、その他の花粉が多いとスギ、ヒノキの飛散も多く、その他が少ないとスギ,ヒノキも少ない傾向にあります。当地で4月にヒノキ花粉が大量に飛散したのは、2005年と2011年でした。両年ともスギ,ヒノキの総数が10000個/cm2を超えた年でした。