令和7年7月14日(月)-3 花粉情報
ハウスダスト(ダニ)の予防法
ハウスダスト(ダニ)対策は、家の中でハウスダストを極力発生させないことに尽きます。 ハウスダスト(ダニ)を減らせば、それらが原因の症状(室内塵アレルギー)を予防できます。
原因となるハウスダストの大半は、ダニです。アレルギーの原因となるダニは、夜行性で極めて繁殖力が強く、室内塵中の抜け毛、フケ、糞などを餌に増殖します。ダニは、梅雨から夏に増加します。生息場所は、畳、絨毯、寝具(布団)の中です。これらを掃除機などで、壊滅させることは、大変困難です。ですから、増殖を止めるためにも、日々の掃除は、大切です。掃除機で丁寧に室内塵を減らし、かつ雑巾掛けをしましょう。雑巾がけは、濡れた雑巾と乾いた雑巾で2度がけしてください。
ペットを飼っている場合は、とりわけこまめな掃除を心がけて。
ダニの死骸やフンは水溶性なので寝具も洗えるものを使用するのがおすすめです。シーツやタオルケットは1週間に1回、布団は1年に1回を目安に水洗いを。
室温、湿度に注意する
室温は20~25度に、湿度を50%以下に保つようにしましょう。
ダニは高温多湿の環境を好み、とくに室温25度を超えると爆発的に増えます。 カビも高温多湿を好み、湿度60%を超えると一気に増殖します。
そこに養分となる皮脂や食物のカスなどがあると、さらに勢いづきます。
除湿機やエアコンの除湿機能を利用して湿度を下げ、浴室などは換気をよくしましょう。ダニやカビの栄養となるものを除去するためにも掃除をこまめに。