令和7年6月30日(月)-3 花粉情報

ハウスダスト(室内塵)アレルギーはレルゲン(抗原)であるハウスダストを避けるとともに、気道(鼻〜気管支)の炎症を抑える治療を日頃から行うことが大切です。

ハウスダストはとても軽く、人が動くと舞い上がります。出勤や登校の準備をする朝の時間帯や、帰宅後の時間帯は人が活動するため、たくさんのハウスダストが空気中を舞います。反対に、人が寝静まっている夜間はハウスダストが床に落ち、そこにたまります。
朝起きたときにくしゃみや鼻みずが出ることを「モーニングアタック」といいますが、これはアレルギーもさることながら、朝起きて活動を始めますと、自律神経の働きが変わる(副交感神経から交感神経に)ために症状が強く出ます。モーニングアタックは、アレルギー+自律神経の反応ですから、寝不足、疲れ、室内環境などの影響を受けます。

アレルゲンであるハウスダストを避けるとともに、気管支の炎症を抑える治療を日頃から行うことが大切です。

ハウスダストはとても軽く、人が動くと舞い上がります。
出勤や登校の準備をする朝の時間帯や、帰宅後の時間帯は人が活動するため、たくさんのハウスダストが空気中を舞います。反対に、人が寝静まっている夜間はハウスダストが床に落ち、そこにたまります。
朝起きたときにくしゃみや鼻みずが出ることを「モーニングアタック」といいますが、これはアレルギーもさることながら、朝起きて活動を始めますと、自律神経の働きが変わる(副交感神経から交感神経に)ために症状が強く出ます。モーニングアタックは、アレルギー+自律神経の反応ですから、寝不足、疲労の蓄積、室内環境の悪化などによって悪化します。好発期には、これらにご注意下さい。

ハウスダストに含まれるアレルギー物質には、次のようなものがあります。布団やじゅうたんなどに潜むダニ、家の中には10~20種類のダニがいるといわれていますが、数が多いのはチリダニ類、コナダニ類、ツメダニ類で、いずれも体長約0.3~0.8mmと非常に小さいのが特徴です。ダニは、食品や食べこぼし、人間の皮膚片やフケなどをエサにしています。ダニが好む環境は温度20~30度、湿度60~80%です。

ダニが好む条件を揃えている布団やじゅうたんにはダニのフンや死骸が多く潜んでいます。人もペットも、生きている限りアカやフケ、抜け毛はあるものです。また、ガやゴキブリなど虫の死骸やフンも、アレルギー物質になります。

室内の空気中のカビや細菌

カビは高温多湿な環境を好みます。一般的な家には約360種類のカビが生息しているといわれます。カビは空気中に胞子を飛ばして勢力を広げていきますが、この胞子がアレルギー物質になり、アレルギー性鼻炎や喘息を引き起こします。とくに黒カビは、アレルギー症状を引き起こしやすいため注意が必要です。エアコンが黒カビの生息地になっている場合があります。こまめな清掃をお勧めします。

室内へ侵入した花粉

季節によっては花粉が家の中に入り込み、ハウスダストの1つになります。花粉症のある人は、家の中に花粉を持ち込まないようにすることも大切です。