令和7年10月11日(土)-2 花粉情報
10日は、落下花粉は3.7個/cm2でした。観測花粉は、カナムグラ(アサ科)1.2個/cm2、メダラ(ウコギ科)0.6個/cm2、ブタクサ(キク科)0.3個/cm2、ヨモギ(キク科)0.3個/cm2、不明0.9個/cm2、計3.7個/cm2でした。
秋の花粉シーズンに入りました。主にキク科の花粉です。例年、秋に症状の出る方は、現在症状がなくとも、吸入防止に努めて下さい。花粉症などのアレルギー炎症は、抗原暴露(花粉の吸入)により、粘膜の過敏性が亢進することで起こる最小持続炎症(minimal persistennt inflammation:MPIという、一旦発症すると、その後、同程度の症状発現に必要な抗原量(花粉数)が10〜100分の1に減少します。これがプライム効果(priming effect)で、この効果が関与して、悪化がもたらされると考えられています吸入防止対策は今が大事です。春のスギ、ヒノキシーズンも同じことが起こります