2021年12月15日 花粉情報
昨夜から晴れていましたが、昨日よりもさらに寒く(午前7時:3.5℃)、昼前でも10.5℃、乾燥して(午後2時:30%)、気温は13.5℃止まりでした。
○12月は、過去の測定結果からスギ、ヒノキ以外の花粉が観測される可能性はほとんどありません。そこで、スギ、ヒノキ、その他、KH3000の測定値をご報告いたします。
KH3000の測定値は、1時間平均値 個/m3/時を表記します。
○観測結果(個/cm2/日:2021〜2022年)
観測期間 | スギ | ヒノキ | その他 | KH3000 |
12/15 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 2.2 |
本日は、スギ花粉は0.0個/cm2でした。スギ以外の花粉も0.0個/cm2でした。KH3000は2.2個/m3/時でした、晴れましたので昨日より多くなりました。
○この所、当院のHPへのアクセス数が増えています。花粉症の皆様の関心が高まりつつあると推察されます。来シーズンのスギ、ヒノキの飛散数は最近10年平均に比較すると同程度と予測されますが、今年よりは多く(1.2倍)、治療を必要としないレベルではなく、適切な治療なら確実な効果が期待できる程度と考えられます。まず、合併症があれば治しておく必要があります。冬の乾燥冷気から鼻粘膜を守る必要があります。発症原因(スギ花粉だけとは限りません)を調べておく必要があります。これだけのことをスギ花粉の飛散開始前に済ませておく必要があります。その時は、「今から飛散開始まで」です。