明け方まで雨、やや強い風が吹き(北西:3〜5m/s)、暖か(午前5時:14.5℃)でした。夜間、KH3000の記録は0個/m3/時が続きました。朝から晴れて南風に変わり、気温も急上昇、午前11時には20℃を超えました。午後から花粉の飛散が始まり、その後徐々に増えました(KH-3000)。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
3/29 1.5 25.6 60.2 14.3

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉1.5個/cm2(少ない)、ヒノキ花粉25.6個/cm2(やや多い)でした。両者を合わせても27.1個/cm2(やや多い)でした。とはいえ、これらは午後に飛散しましたので、1日に換算しますと54個/cm2となり、「非常に多い」レベルとなります。その他の花粉は60.2個/cm2でした。
その他の花粉がスギ、ヒノキよりも多く観測され、内訳はシラカンバ12.7個/cm2、ハンノキ10.5個/cm2、オオバヤシャブシ0.0個/cm2、コナラ属3.4個/cm2、マツ1.5個/cm2、イネ科1.2個/cm2、ソメイヨシノ1.9個/cm2、不明29.0個/cm2でした。
当院のKH-3000の測定値は14.3個/m3・時(多い)でした。KH-3000はスギとヒノキ両者をカウントしていますが、若干その他の花粉または浮遊粒子をカウントしているようです。

花粉自動計測器(KH-3000)

ヒノキ花粉

マツ花粉、ヒノキ花粉

クヌギ花粉

コナラ花粉

マツ花粉