未明から晴れ、風は穏やか(北北西:1〜2m/s)冷え込みもない朝(午前6時:11℃)でした。KH-3000は未明から測定値が上昇、はなこさんによると北関東の飛散が増えました(昨日は南関東)。主に埼玉県県南部が発生源と考えられ、日中コンスタントに飛散が続き、午後3時過ぎ(午後3時〜6時)に極めて多くの花粉が当地に届きました(はなこさん、KH-3000)。一時風向きが変わり南寄りの風が吹いたためと思われます。風向きが変わり(南から北)弱まる(7〜8m/sから3〜4m/s)と花粉数も減少しました。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
3/26 21.3 48.1 50.9 31.5

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉21.3個/cm2(やや多い)、ヒノキ花粉48.1個/cm2(多い)でした。両者を合わせると69.7個/cm2(非常に多い)となります。スギとヒノキは共通抗原性が強く、スギ・ヒノキ花粉症の方には厳しい1日でした。その他の花粉は50.9個/cm2でした。その他の花粉がスギ、ヒノキよりも多く観測され、その他の花粉の内訳はシラカンバ11.7個/cm2、ハンノキ13.3個/cm2、オオバヤシャブシ0.6個/cm2、コナラ属4.3個/cm2、マツ0.0個/cm2、イネ科0.0個/cm2、ソメイヨシノ0.9個/cm2、不明20.1個/cm2でした。
当院のKH-3000の測定値は31.5個/m3/時(非常に多い)でした。

日本気象協会の品川区のスギ花粉飛散予想と天気予報は、気象条件によって刻々と変わりますので、皆様も時々チェックして下さい。

花粉自動計測器(KH-3000)

スギ花粉(右上)とヒノキ花粉(左下)

その他の花粉

ヒノキ花粉とハンノキ属花粉

ヒノキ花粉(左、中央)、コナラ属花粉(中央右)、ハンノキ花粉(右)