日: 2021年3月16日

2021年3月16日-2 花粉情報

昨夜は晴れが続いていましたが、未明から朝にかけ一時雲が多くなりましたが、気温は高く(午前6時:9.0℃)、穏やかな午前中でした。花粉は、午前中は少ない飛散で推移しましたが、午後は非常に多くの花粉が観測されました(KH-3000)。結局、午後は晴れが続き、気温が大きく上昇(午後3時:21.5℃)、暖かな午後でした。しかし、様々な花粉が非常に多く飛散して花粉症の方にはやや厳しい1日でした。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
3/16 81.8 32.4 29.0 30.3

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉81.8個/cm2(非常に多い)、ヒノキ花粉32.4個/cm2、その他の花粉29.0個/cm2でした。その内、ハンノキ3.1個/cm2、シラカンバ10.2個/cm2、オオバヤシャブシ1.9個/cm2、不明13.8個/cm2でした。
当院のKH-3000の測定値は30.3個/m3/時(非常に多い)でした。
日本気象協会の品川区の本日の天気予報は「晴」、スギ花粉飛散予想は「やや多い」でした。明日の天気予報は「晴」、花粉は「非常に多い」と予想されています。本日はスギとヒノキを合わせますと、114.2個/cm2すなわち「極めて多い」レベルとなり、スギ・ヒノキ花粉症の方には辛い1日であったと思います。明日も様々な花粉が非常に多く飛散して花粉症の方には厳しい1日となる可能性が大きいと思われます。ご注意ください。

花粉自動計測器(KH-3000)

様々な花粉

ヒノキ花粉

シラカバ花粉

オオバヤシャブシ花粉


2021年3月16日-1 花粉情報

昨夜から本日午前中にかけて当院の自動計測器(KH-3000)は、コンスタントに「非常に多い」レベルの観測数を記録しています。これらの花粉がスギ花粉かヒノキ花粉かは落下法で確認しなければなりませんが、季節柄、大半はスギ花粉かヒノキ花粉であると思われます。また、午後は北寄りから南寄りの風に変わり、やや強く吹くと予想されています。飛散花粉が増える可能性があります。「塵も積もれば山となる」のたとえ通り、花粉症の方が長時間の外出をすれば多くの花粉を吸入することになりますので、不要不急の外出は避けてください。