昨夜から引き続き雨、風はやや吹くも(1〜4m/s)気温は思いの外高く(午前5時:11.0℃)、雨が降り続きました。久しぶりのまとまった雨が降り、夕方からは雨が激しく強い風が吹きました。花粉の飛散は日中は認められず(KH-3000は0〜1個/m3/時)、顕微鏡での観察の落下法でも予想通り「少ない」でした。

観測結果(個/cm2/日:2021年)

観測期間 スギ ヒノキ その他 自動
3/13 4.6 1.5 0.6 0.4

本日の測定結果、落下法ではスギ花粉4.6個/cm2(少ない)でしたがその5割は雨で破裂していました。ヒノキ花粉1.5個/cm2で今後増加する傾向が認められます。その他の花粉0.6個/cm2はシラカンバ0.3個/cm2、不明0.3個/cm2でした。
当院のKH-3000の測定値は0.4個/m3/時(少ない)でした。KH-3000の測定値が1.0個/m3/時以下であったのは1月24日(ほぼ一日雨)以来でした。
本日は広い範囲で強い雨が降った(午後3〜5時)ので、はなこさんも関東地方全体が0の測定値でした。プレパラート表面は水浸しとなり、ワセリンが剥がれていました。当地の雨は夜9時には上がっていましたが、通常雨上がり後の花粉飛散は早くとも1〜2時間後なので、結局本日はスギの飛散は少ない結果となりました。
日本気象協会の品川区の天気予報は「雨のち晴」、スギ花粉飛散予想は「少ない」でした。明日の天気予報は「晴」、花粉は「非常に多い」と予想されています。雨上がりです。気を付けてください。

花粉自動計測器(KH-3000)

シラカバ花粉

破裂したスギ花粉