2018年5月30日 花粉情報
29日から30日の24時間では、もちろんスギ、ヒノキの花粉は観測されず、マツが0.9個/cm2、その他の花粉が0.3個/cm2でした。花粉症の症状はおおよそ収束してきました。この時期に症状悪化を訴えた場合は、鼻過敏症、またはHDアレルギーを疑う必要があります。感染症も少なくありません。
5月15日〜30日の顕微鏡写真
5月30日の顕微鏡写真
29日から30日の24時間では、もちろんスギ、ヒノキの花粉は観測されず、マツが0.9個/cm2、その他の花粉が0.3個/cm2でした。花粉症の症状はおおよそ収束してきました。この時期に症状悪化を訴えた場合は、鼻過敏症、またはHDアレルギーを疑う必要があります。感染症も少なくありません。
5月15日〜30日の顕微鏡写真
5月30日の顕微鏡写真
5月15日午後1時から5月29日午後1時までの2週間の観察を行いました。
花粉は大半がマツでしたが、前面に粒子状の落下物が無数に認められました。既にHDアレルギーに注目すべき季節になったと思われます。
5月10日午後11時から5月15日午後1時までの4日半設置したプレパラートの観測を行ないました。
206.5個/cm2の花粉が観測されました。その大半は、マツの花粉でした。残りは、様々な花粉が観測されましたが、スギ、ヒノキの花粉は観測されませんでした。
今シーズンの花粉情報は、本日を最後とさせていただきます。
また、来シーズンよろしくお願いいたします。
スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他29.3個/cm2でした。
重い曇り空の夜が続き、日中は午後2時過ぎまで弱い雨が降りました。その後雨が上がり夜は晴れました。
本日も気温が低く、寒さで体調の悪化を訴える方が少数ですがいました。花粉は、スギ、ヒノキは0個/cm2でした。その他では、マツが15.4個/cm2、それ以外が13.9個/cm2でした。
スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他0.9個/cm2でした。
昨夜からの雨が降り続き、正午過ぎまで降りました。午後には雨は上がりましたが気温はなかなか上がらず、午後4時に記録された14.2℃が最高でした。
本日はスギ、ヒノキは0個/cm2、その他の花粉も0.9個/cm2のみでした。
スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他1.5個/cm2でした。
昨夜の雨は深夜には止んだようですが、急に気温が下がりました。そこで、本日は午前11時にプレパラートを交換しました。
交換時は重い曇り空で、再び雨が降るとの予報でした。昨夜午後11時から本日午前11時までは、スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他0.6個/cm2でした。
その他の花粉にはマツは含まれませんでした。午後6時頃から再び雨が降り出しました。
花粉はその後も少なく、午前11時以後はスギ0.0個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他0.9個/cm2でした。
1日をトータルすると、本日はその他の花粉が1.5個/cm2だけでした。
スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.3個/cm2、その他7.7個/cm2でした。
昨夜から雨になり、早朝には止みましたが曇り空が続き、その後再び雨になりました。それでも、花粉は観測され、スギは0個/cm2でしたがヒノキ花粉は0.3個/cm2観測されました。
花粉症が起こる数でもなく、ほとんどの患者さんが症状がありませんでした。むしろ、症状を訴える方はほぼハウスダストアレルギーが陽性の患者様でした。
スギ0.3個/cm2、ヒノキ0.6個/cm2、その他79.3個/cm2でした。
1月1日から飛散終了までの当地の累積飛散数は、スギ花粉4162.0個/cm2、ヒノキ花粉3895.7個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。
ゴールデンウィークも最終日となり都心に人が戻りつつあります。朝は快晴でしたが、午後から曇り空となり、やや強い風が吹きました。風の影響と思われますが、スギ0.3個/cm2とヒノキ0.6個/cm2観測されました。その他の花粉の半数はマツでした。
都心で行動される方には、影響のない数と思われます。当院の患者様は、今後しばらく症状が軽快し、6月になるとハウスダストアレルギーの患者様は症状が発現したり、悪化したりします。
スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他95.7個/cm2でした。
1月1日から飛散終了までの当地の累積飛散数は、スギ花粉4162.0個/cm2、ヒノキ花粉3895.7個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。
朝から快晴が続いています。本日からは確認が目的ですので、プレパラートの交換は随時で行います。午後9時の交換でしたが、晴れたために飛散花粉数は、多くなりましたがその全てがその他の花粉でした。
その多くがマツの花粉で、310個/cm2の内196個/cm2(63.2%)にもなりました。
スギ0.6個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他47.2個/cm2でした。
1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4162.0個/cm2、ヒノキ花粉3895.7個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。
雹が降るなど荒れ模様のニュースが流れましたが、当地はほぼ一日穏やかに晴れました。午後に やや強い風が吹きましたので、花粉はスギが0.6個/cm2観測されました(飛散終了の条件がクリアされていますので、カウントしません)。ヒノキ花粉も本日観測されませんでしたので、5月1日 を飛散終了日としました。
連日の情報発信は本日までとさせて頂きます。集計の考察や重要な情報が出た際には、随時お知らせいたします。
測定年別のヒノキ飛散状況
スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他15.7個/cm2でした。
1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4162.0個/cm2、ヒノキ花粉3895.7個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。
昨夜の雨は朝までに止みましたが、本日はほぼ1日強い南風が吹きました。そのため気温が上がり、午後2時には26.2℃を記録しました(とうきょう花粉ネット:千代田)。しかし、本日もスギ、ヒノキ花粉共に観測されませんでした。
ヒノキ花粉の飛散終了が見えてきました。例年と比較しますとスギとヒノキの比率が大きく異なり、花粉症の方には辛いシーズンであったと思われます。過去の年度毎の飛散状況から考えると、今シーズンが如何に特異であったかが解ります。
スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.0個/cm2、その他14.2個/cm2でした。
1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4162.0個/cm2、ヒノキ花粉3895.7個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。
本日も朝は晴れて午前中から気温が上昇していました。しかし、午前中には曇り空となり、午後5時過ぎには雨が降り出しました。そのため、気温は24.7℃止まりで夏日にはなりませんでした(とうきょう花粉ネット:千代田)。
花粉も少なく、本日はスギ、ヒノキ共に観測されませんでした。
今年は1、2月の気温が低く、3、4月は特に気温が高かい日が続きました(気象庁:東京)。私見ですが、ヒノキとその他の花粉の飛散が極めて早期の3月に始まつたことが非常に多く飛散した理由ではないかと考えられ、4月もそのまま気温が高い状態が続いたので、多くの飛散が持続したと推測されますが、どうでしょうか?
専門の皆さんの見解がそのうち示されますので、結論はそれまで待ってください。
スギ0.0個/cm2、ヒノキ0.3個/cm2、その他70.1個/cm2でした。
1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4162.0個/cm2、ヒノキ花粉3895.7個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。
5月初日は晴れて気温が急上昇し、午前10時にはすでに25℃を超えました(とうきょう花粉ネット:千代田)。患者さんの症状も軽快傾向にありますが、花粉の観測は例年、ヒノキの飛散終了まで続けています。昨年は5月12日が終了日でした。
当地の観測史上もっとも遅い終了日は2005年の5月18日でした。今年はそれよりも早く終了すると思われます。
本日は、ヒノキ花粉は0.3個/cm2でした。その他の花粉では、本日は花粉症を起こしにくいマツの花粉が目立ちました。そのため、強い症状を訴えた患者さんはほぼいませんでした。
発熱や咳などの風邪症状で受診される場合は、ご来院いただく前にお電話(03-3491-2822)でお問い合わせ下さいますようお願い申し上げます。
当院では、東京都内(品川区 五反田)で顕微鏡下で計測した花粉飛散数、および花粉情報など試験的に提供しています。1984年から観測は開始しており、例年2月〜4月のスギ・ヒノキ花粉数を計測しています。
2021年10月29日 予約制を導入しました。ご予約は、窓口または電話03-3491-2822(月〜金曜日の午後2 時から午後7 時)でお願いします。
ご予約を優先とさせていただき、より待ち時間の無い診療を心掛けて感染対策をして参りますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。病状に応じて、前後する場合があります。
2024年3月25日 日本経済新聞社に、花粉観測に関して情報提供をさせていただきました。
2020年4月29日 「オンライン診療ついて」まとめました。LINEによる診療を当院再診患者様に対して開始しました。
2018.1.18 東京都花粉症患者実態調査について