日: 2018年4月5日

2018年4月5日 花粉情報2

スギ15.5個/cm2、ヒノキ209.5個/cm2、その他417.6個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4233.3個/cm2、ヒノキ花粉3608.4個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

午後は晴れがしばらく続きましたが、その後次第に天気が変わり、夜には一時小雨が降ることもありました。午前中、大量に飛散したヒノキ花粉ですが、午後は勢いが弱くなり、正午以後の飛散数はスギ2.5個/cm2、ヒノキ36.4個/cm2、その他68.8個/cm2でした。

それでも、本日のヒノキ花粉の飛散数は209.5個/cm2にもなり、患者さんには厳しい一日になりました。兎に角、今シーズンはヒノキ花粉の飛散が多く、当地の過去最高を大きく超えています。

昭和62年以後の、「スギ花粉に対して、ヒノキ花粉がどの位の比率で飛散したか」について検討して見ました。比較的ヒノキの比率が高かった年でも、2014年に53.4%、1991年に41.9%でした。
その他はほとんど20%以下でした。本年は、昨日までのデータで、スギに対するヒノキの比率が85.2%を示していて、突出しています。何が起こっているのでしようか。

測定年別の花粉飛散数とヒノキ花粉の割合


2018年4月5日 花粉情報1

朝は曇り空、昨日と比較して急に気温が下がりました。しかし、花粉の勢いは続いているように感じられましたので、本日も正午にプレパラートを交換しました。一見して、昨日午後の勢いが続いている光景が飛び込んできました。

本日正午までの飛散数はスギ13.0個/cm2、ヒノキ173.1個/cm2、その他348.8個/cm2でした。

昨日の午後ほどではありませんが、患者様にとっては十分な数で、強い症状を来すのに十分な飛散数です。重ねて吸入防止対策をお願いします。