日: 2018年4月4日

2018年4月4日 花粉情報2

スギ23.8個/cm2、ヒノキ583.3個/cm2、その他1082.7個/cm2でした。

1月1日からの当地の累積飛散数は、スギ花粉4117.8個/cm2、ヒノキ花粉3398.9個/cm2(飛散前のスギ花粉予測飛散総数は3700から4500個/cm2)です。

午後2時に25.3℃すなわち夏日を記録、午後も雨は降りませんでしたが、やや強い風が吹きました。そのため、午後は極めて多くの花粉が飛散し、プレパラートの汚れも目立ちました。

本日、正午からの飛散数はスギ13.3個/cm2、ヒノキ447.2個/cm2、その他637.0個/cm2でした。この結果、今シーズンのヒノキ花粉は、3398.9個/cm2となり、2005年の2970.5個/cm2を超えました。つまり、当地の観測史上最多となりました。患者さんの症状は、とりわけ3月後半に重い症状になったという方が大半でした。

様々な花粉がプレパラート一面に観測されます


2018年4月4日 花粉情報1

朝から暖かく正午の気温が24.7℃を記録。正午の時点で今年初の夏日の予報はほぼ確実と思われました。今年は3月下旬から連日1日の最高気温が20℃を超える日が続いています。飛散花粉に例年とは異なる傾向が認められています。

本日も、朝から晴れて夏日が記録される可能性が大きいので、正午にプレパラートを交換しました。本日、正午までの飛散数はスギ10.5個/cm2、ヒノキ136.1個/cm2、その他445.7個/cm2でした。

その他の花粉が兎に角多数飛散しています。イチョウ、クロマツ、アカマツ、ハンノキ、コナラ、クヌギ、オオバヤシャブシ、ケヤキなどですが、それぞれ大量に存在すると花粉症を起こします。時にスギ、ヒノキ花粉の飛散数に合わない患者様がいます。そのような時には検討してみる必要がありそうです。